大建ブログ blog

国宝展

みなさんこんにちは
秋を通り越してすっかり冬の気候になっていますがいかがお過ごしでしょうか。
急な気温差で体調を崩して風邪をひかないようにお気をつけくださいね。
暦の上では10月はまだ秋という事になります。そこで芸術の秋という事で、先週から始まった
東京国立博物館創立150年記念 特別展「国宝 東京国立博物館のすべて」
について少しだけご紹介させていただこうと思います。

東京国立博物館に所蔵されている国宝89点が期間中にすべて公開されるという事で、教科書に載っていたような作品が展示されています。
例えば埴輪や銅鐸、様々な刀剣。国宝ではありませんが見返り美人図や金剛力士像なども見ることが出来ます。

今回展示されている刀剣の中に「童子切安綱」という太刀があります。
これは平安時代、源頼光が酒呑童子という鬼の首を切り落としたという伝承から「童子切」という名がついています。
「鬼を倒した刀剣」などというとにわかには信じがたく、物語の中だけの話の様に聞こえますが、現存している様を見るとなんだか本当の様にも思えてきますね。

子供のころは興味のなかった歴史的建造物や芸術品も、その背景やこういった逸話などから興味を持ち楽しめる事がだんだんと増えてきました。
みなさんもぜひ、日本の文化や歴史にふれて楽しんでみてはいかがでしょうか。

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